弊社の着物レンタル事業(https://kyotokimono-rental.com/)は、大きく2つあって観光地での着物レンタルと、冠婚葬祭の着物レンタル(https://kyotokimono-rental.com/formal)です。ご利用比率は85:15くらいです。前者では、キャンセル料は無料にしてます。また、後者では、日付変更を無料で可能として、そうでない場合にはキャンセルポリシーによって一部いただいております。

しかし、昨今の情勢を鑑みて、ポリシーを緩めるように決定、後者でも日付のずらすことのできない卒業式の袴は全て無料。訪問着等の日付変更可能なものは最大で30%(イベント当日の1週間以内でそれより前は無料です)のキャンセル料はいただいております。しかも、その30%のキャンセル料で頂いた分は、ポイントで同価値分を付与しているので、事実上は取っていないに等しい認識です。それにも関わらず、当社のコールセンターや現場のスタッフはお客さんの一言で大変心を痛めております。

今月は、観光地では桜のシーズンや春休みで活況で、冠婚葬祭においても、卒業式や春先のイベント増で一年間でも最高の月です。最高の月に最悪の状況です。本当は全員から原価分だけでも取りたいですよ。そう言ったら、「原価かかってないでしょ??」って聞こえてきそうですが、

【ちなみに、着物レンタル一件の予約に対するコストです。】
・予約を取るのに約10,000円(リスティング広告メインです)
・準備に1000円(畳んだり帯や草履ををセッティングして本当に面倒です。シミひとつ許されないのでそのあたりもチェックもします。コロナの影響で消毒も手間が一段と )
また、1億円を超えるシステム投資や、数億円の着物の償却費、シフト調整費用や、送料もかかります。クリーニングだって、業者さんに手洗いで頼んでいます。
単価の安い我々の価格では、一度借りていただいただけでは、正直利益は出ません。二度目以降の御利用率が60%を超えて初めて利益が成り立つビジネスモデルです。

【お客さんへお願いです】
コールセンターや店舗でうちのスタッフに、心無いこと言うのもうやめてください。
全部決めたのは自分で、全く彼女たちは悪くないので。
それと、キャンセル料を取らなかったお客さんにですが、本当に苦渋の決断で取らなかったこと一ミリくらい覚えておいて欲しいです。

うちは商売ですよ。
そして、アコギな商売していません。
今回も無茶なこと何ひとつ言ってないはずです。
うちは皆んな良い人が多いので、お客さんのこと考えてますから。
しかも、自分は偽善者で格好つけなので、余裕あったら、なんだってやりますから。
世の中のために、日本の文化のために、私財だって、投げますよ。
「でも、ごめんなさい、今回全く余裕ないです。」
だから、キャンセルではなくて日付けを変更するか、うちのポイントバックで許してください。そして、うちのスタッフに文句いうのだけは、お願いですからやめてください。
また、キャンセルした方々、余裕できたらでいいので、また利用してください。


株式会社和心
代表取締役 森 智宏