暑さの中にも新涼を少しは感じられるようになった今宵、神楽坂にてお食事会(2×2)に呼ばれました。尊敬する先輩経営者の場なので、当然のことながら女性も大変素敵です。美味しい料理に舌鼓を打ち、ワインボトルが数本空いてくると、酒肴はお約束の恋愛話へと移ります。

 

「飲ませ上手は商売上手」とよく言われる!?通り、聞き上手の先輩、場の空気をうまく作り出すソムリエ、また調子者の自分とで女性陣の飲むピッチを段々と上げていきます。すると、メイン料理が出る頃には、皆良い感じに酔っ払いです。

 

さて、順に休憩所に行く女性のタイミングを見計らい「女性2人が同時にいるときに聞くことが野暮」な質問を各々にこっそりとしました。するとなんと返ってきた言葉は、偶然にも申し合わせたかのように同じ言葉です。

 

「忍耐」「執念深く」

 

2人の女性は会社のオーナー経営者で、齢はなんと70代と80代。質問は「経営をしていく上で最も重要なことは何か??」です。

 

お二人が活躍し始めた時は女性の社会進出はまだまだで、男女雇用機会均等法の制定(1972年らしいです)もだいぶ後になってのこと。そんな中、独立をして一代で成功を成し遂げるには相当の苦労もあったことは想像に難くありません。そして偶然にもお二方の「経営の要諦」が同じとは、大変勉強になります。

 

今の日本経済は、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」先輩方に築き上げていただいたもの。それをしかと噛み締めながら帰路につくと、昔の隆盛の面影が残る花街特有の小さな路地と、突き当たりの急な坂道が妙に好きになったので不思議です。